ここ数年、企業ITで圧倒的に注目を集めている「クラウド」という言葉。しかし、新たなキーワードとして「ビッグデータ」が注目され始めました。
いままでも、どんな企業でもビジネスに役立てるために様々なITを利用してきました。福島県郡山市の中小企業も例外ではありません。
では、なぜ今「ビッグデータ」が注目されているのでしょうか。
ビッグデータってなんだろう?
そのまま翻訳すると「大きいデータ」という意味になりますが、単に量が多いというだけでなく、主に社会にある多種多様なデータのことをいいます。
なぜ今ビッグデータが注目されているのかといえば、スマートフォンユーザーの急増が背景にあるといわれています。
ビッグデータという言葉自体は2001年には登場していましたが、一般的に知られるようになったのは2011年のことです。
スマートフォンの普及により、誰もが常にインターネットでつながるようになりました。
消費者のさまざまな行動が詳細なレベルまでデータ化されて蓄積するようになったのです。
- スマートフォンでアプリのダウンロード
- インターネットショッピング
- ICカードの利用
- TwitterやFacebookといったSNSへの投稿
- カーナビの利用
などなど、あなたも一度は経験したことがあるはずです。
これらのインターネットに繋がる様々な機器から生み出されるビッグデータは合計すると数百テラバイト以上とされています。
ビッグデータを役立てるには?
様々な種類のデータが日々大量に生まれているとなると、そのデータを取捨選択して有効に活用することが困難に思えますよね。
しかし、型にはまらずリアルタイム性が高いのがビッグデータの特徴です。
データが莫大になっていくとともに、それを分析する技術も進歩しました。
そのおかげで、これまでは予測できなかった新たなパターンやルールを発見できることが分かるようになったのです。
- ビッグデータ活用の例
- 2012年2月に開通した東京ゲートブリッジでは、橋のゆがみや振動などのデータをリアルタイムで収集し、
橋に破損などの異常が生じた際にはすぐに把握できるようになりました。
これによって、大規模な災害が生じた後でも安心して橋を渡ることが可能になっています。
ビッグデータには、健康情報や位置情報、気象情報など、様々な分野で活用できるデータが含まれているため、新たな市場を作り出すと期待されいます。
企業経営の視点から見ると、価値のありそうな大量のデータを収集し、仮設を立てて分析し、意味のあるデータが生まれます。
そして、そのサイクルを回すことで売り上げ予測などの将来予測の精度が上がっていき企業活動に革新を与えるとされています。
クラウドサポート郡山では、ITを活用して会社を成長させたいと本気で考える郡山市の中小企業を全力でサポートしています。
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