スマートフォンを操作しながら歩く行為を「歩きスマホ」と呼びます。
郡山市でも、「歩きスマホ」をしている人を良く見かけるようになりましたね。
歩きスマホをすると、通常より視野の範囲が20分の1になってしまい、様々な危険があるといいます。
スマートフォンに限らず、携帯電話を所有しているあなたは一度は「歩きながらの携帯電話の操作」の経験があるのではないでしょうか?
5人に1人が「歩きスマホ」で事故に
スマートフォンを所有している18歳以上の男女558人を対象に「歩きスマホに関する実態調査」がMMD研究所より実施されました。
「日常的に歩きスマホをしている」と回答した118人を対象に、「歩きスマホ」をして事故または怪我をした経験があるかを聞いたところ、22.9%の人が「経験がある」と回答し、5人に1人が事故または怪我の経験をしていることが判明しました。
また、「歩きスマホ」をしている人に対して迷惑だと感じたことがあるかを聞いたところ、「迷惑だと思う」が33.2%、「時々迷惑だと思う」が45.0%と、合わせて78.2%の人が迷惑だと感じていることが分かりました。
「歩きスマホ」は禁止すべき?法律で定めた方がいいという声も
実際に東京都内で「歩きスマホ」の自己で緊急搬送された人の数が3年で1.5倍異常に増えたことを東京消防庁の結果をうけて、ネットユーザーの間で話題になっています。
- 駅のホームで電車待ちしていたらいきなり知らない人がぶつかってきた。理由は歩きスマホ…。もし白線ギリギリで電車待ちをしていたらと思うとゾッとする。
- スマホをいじりながら歩いている人が周りに気付かず駅構内が歩きにくい。電車一本遅くなった…
というように、日頃から気になっている人や歩きスマホ被害者から「取り締まってほしい」という声が上がっています。
「歩きスマホ規制条約」を提案する人もいるとのことですが、インターネット上のアンケート調査ではこんな結果が出ています。
- 「歩きスマホ」の規制は必要だと思う?
- 必要だと思う…75.0%
必要ない…25.0%
「歩きスマホ」を解消する画期的な方法とは?
「足元注意」と足元に書いても意味がないのと同じで、歩きスマホをしている人はスマホ以外にあまり注意を向けていません。
国内ではドコモがスマートフォン向けの「あんしんモード」アプリに「歩きスマホ防止機能」を2013年の12月5日に追加しました。
しかし、そもそもアプリ利用者にしか警告できないのでユーザーの自発性が求められます。
ならばスマホの画面自体に前方の様子を表示しようという画期的で大胆な発想のアプリが開発されました。
日本では道徳的な観点から歩きスマホをやめるように呼びかけているのに対し、米国では歩きスマホ自体を取り締まるよりそれに関わる事故が起こらないな技術的工夫を呼びかけています。
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