郡山市の中小企業でも、PhotoshopやillustratorといったAdobe製品を導入して長い間使っているところも多いことでしょう。
CS3やCS4を利用している方なら、「そろそろ新しいものにバージョンアップしようかな…」とお考えでは?
しかし、パッケージ版(Adobe Creative Suite)が生産修了し、クラウド版(Adobe Creative Cloud)へ完全移行していきます。
クラウドへの移行が本格化する前にCS6がたたき売りされている今、パッケージ版を購入するのがお得だと飛びつきやすいですが、どちらを選ぶのが良いのでしょうか?
両方のメリット・デメリットを踏まえてご紹介していきます。
パッケージ版のメリット・デメリットとは?
- メリット:コストが抑えられる
- パッケージ版のメリットは、クラウド版よりコストがかからないということです。
ソフトそのものが高価ですので初期費用が掛かってしまいますが、一度インストールしてしまえばその後の費用は掛かることなくずっと使うことができます。
- デメリット:いつしかソフトが古くなってしまう
- 今では2003年に発売されたCS1を使っている人はあまり見かけません。
およそ1年半ないし2年おきにバージョンアップされているため、発売当初はどんなに良いと思っても10年後まで使い続けることは難しいでしょう。
クラウド版が当たり前になっていく今後のことを考えると、クラウド版で作成されたデータをパッケージ版で開くことができないことが考えられます。
社内だけならまだしも、外部とデータのやり取りをしているのであればパッケージ版は避けるほうが良いでしょう。
クラウド版のメリット・デメリットとは?
- メリット:常に最新の状態を保てる
- クラウド版のソフトは日々進化していて、新製品や新バージョンが提供されると同時にダウンロードすることができます。
たとえ5年や10年と使用し続けても廃れることなく、常に最新の状態に保つことができるので、古くなったからといって買い替える手間も費用もかかりません。
また、クラウド上にデータを保存することができるので外注先やクライアントへのデータ送信がとても楽に行えるようになるのです。
- デメリット:使っても使わなくてもコストがかかる
- 従来のパッケージソフトより初期費用を抑えることができますが、月々の料金がかかります。
使いたい月だけ使う、年間契約をする、などさまざまな利用プランがありますが、年間契約をした場合では全く使わない期間があってもコストが発生してしまいます。
そういった理由から、簡単な画像編集をするだけにPhotoshopを利用している中小企業ではパッケージ版を選択する企業も多いようです。
これからはクラウドが当たり前に
一例としてAdobe製品を挙げましたが、あなたの今まで使ってきたソフトは、次々クラウドへ移行されていくことでしょう。
例えば、Microsoft社のWordやExcelといったオフィスソフトも、クラウド版のOffice365がリリースされています。
今では業務にパソコンがなければならないのが当たり前のように、クラウドもまた、企業にあって当たり前になりつつあります。
クラウドの導入について検討してみませんか?
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