クラウドの導入

クラウドの導入の前に、あなたの会社が抱えている問題は何か考えてみましょう。例えば、ソフトウェアのアップデートに時間と手間がかかっている、社内サーバーの容量がすぐに足りなくなってしまうなど。クラウドサービスで改善できることを洗い出し、どんな効果が得られるのかを知ることができます。誰が、どのように、どのくらいの時間とコストをかけてその作業を行っているかをチェックしましょう。どの業務をクラウドサービスに移行すればよいのかが明確になっていきます。

たくさんのクラウドサービスの中からあなたの会社にぴったりなものを選ぶのは難しいことです。クラウドの導入を成功させるには、まずクラウド導入の目的を明確にしましょう。コストを削減したい、作業効率をアップさせたい、データを安全に守りたい。あなたの会社がよくなるために、何が必要か、何を優先するのか？を判断すれば最も効果の高いクラウドサービスを選択できます。

今まではスムーズにできていた業務が、クラウドの導入で時間がかかってしまうのはよくある悩みです。例えば、クラウド上に社内のデータを保存するときには注意が必要です。データのアップロードに時間がかかったり、クラウド上のデータを一度ダウンロードしないと開くことのできないファイルがあると、作業の手間が増えてしまいます。そんな悩みを解消するために、今まで使用していた社内サーバーとまったく同じ感覚で利用できるオンラインストレージの環境を構築しなければなりません。